一皮向けさせられる

本日は友のススメにより非常にオタクなネタを展開いたします。

そっち方面のネタが嫌な人、ついでに元ネタの都合上18歳未満も勘弁してください


っつーわけでどっちでもない人は、「続きを読む」をclick!!


やることは言っちまえば、エロゲーのレビューだ。
ただし、俺がやったことのあるもの限定で!!

えー、この文を見てる人はある程度覚悟が出来ていると思うのですが、もう一度。
こっち方面のネタに嫌悪感を抱く方は速やかに引き返してください。
しつこい、とっとと本題に入れ、という方のみ続きを読んでください。






んでは、いきます。
今回、レビューするのはNitro plusの新作「刃鳴散らす」です。
この時点で「いろんな意味無難なトコ選びやがった」とか思った方、正解です。
最初から性癖全開でいけるかってんだ!
まぁ、ある意味この作品も俺の性癖全開なんだけどね

世界背景は第二次世界大戦後、現在とは異なる選択を行った日本。
ぶっちゃけると、九州をアメリカに北海道をロシアに占領された日本のお話。

そんな日本の、日本の精神を守るという目的で鎖国状態となった東京で始まる
修羅となった二人の男の戦いの物語です。


第一章
えー、冒頭早々に女性にまたがられている主人公。
そんな情事は、知ったこっちゃないとばかりに暗躍するテロ組織「矛止めの会」の刺客。
この「矛止めの会」は、西洋型の思考である資本主義を嫌い、
その尖兵として動いているようなものである「瀧川商事」を潰そうとしている。
それで、今回が何度目かの襲撃という場面である。

それにしても、この「矛止めの会」の刺客たちのやり取りがかっこいい。
死すら覚悟して、なおも不退転の決意というのは、俺としては結構好きな展開です。

そして警備隊と「矛止めの会」の刺客との死闘。
この時の戦闘描写、および精神状態の描写、武術の理論も臨場感があり、
静かな緊張感を上手く書き出せている。

矛止めの会の刺客の一人は、傷を負いながらも課長(だったと思う)女性のいる部屋に到達。
そんでもって、主人公との戦闘に・・・。

って、圧倒的な強さだな(汗)
一対一はもちろんのこと、二対一ですらわずか一呼吸で殺しきる。
ついでに、冒頭と口調が全く逆方向に変わってるし。
「うるせえ、エロメガネ」のセリフは爆笑モノ。

イベントCGをコマ送りみたいに順に表示していくことで、
動きと同時にその解説を行う表現方法も実に上手い。

そして、主人公の宿敵、というよりは宿敵となるように己で仕組んだ男との邂逅。
恐らくこのゲーム内で一番俺の好きなやり取り。

「伊烏。
 伊烏。
 ああ伊烏。
 最高だ。お前は最高だ!
 たかが女一人のことで夜も眠れないほど怒り狂って、
 仕方ねえから寝ないで剣の修行して、それをずっとずっと繰り返してとうとうありえない技を手 に入れたのか。
 そんなことできるのはお前しかいねえ。最高だよ。
 お前に出会えて良かった。
 お前に憎まれて良かった。
 三十鈴を殺してよかった!!」
「黙れ、畜生」

歓喜に震える主人公、武田朱音に冷然と言い返す伊烏。
狂人と復讐鬼の会話。このやり取りがシリアスなやり取りの中では一番好きです。

んでもって、このやり取りが終わった後にOPムービーが入るんだけど、思わず突っ込みいれたこと。

OPムービーで紹介の入る女性キャラ、OP前に死んでますやん(笑)


二章以降は、また明日にでも。