大学に入ってから
大学に入ってからは、妙なことが起きる確立が飛躍的に上がりました。
原因はタロット占いをやり始めたことに、一応の原因があります。
一応、というのははっきりと原因がこれだという証拠がないためです。
それでも、ある程度のアタリをつけているのが、すべてタロットカードの購入後に起きていることだからです。
まずは、一番最初で尚且つ、一番多くの人間が目撃した現象を紹介します。
これは、大学1年の6月。東北の大学総体の時に起きました。
このとき、自分達はF県のとある旅館に泊まってました。その場所は、川のすぐ脇に立つ旅館でした。
夜になり、ミーティングが終わると結構暇になってしまい、自分はタロットカードの示す寓意(カードの意味)を覚えようと、本を読んでました。
そこに、友人と先輩が占ってくれ、と来まして、その時初めてやるカードの配置を試しました。
それは、魔法円スプレッドといわれていて、大アルカナ(戦車や世界などの有名なカード)と、小アルカナ(剣、杖、メダル、杯の4と数字の組み合わせ)全部で78枚のカードを使って占うやり方でした。
そして、占い終わった時に、少し違和感というか嫌な感じがしました。
あまり、自分は気にしていなかったんですが、友人がポツリと、
「なんか外に人が居る」
こう呟きました。その言葉を聴いた瞬間は、一気に体温が下がるような感じがしました。
ちなみに、自分の居た部屋は4階で外に人が立てるようなスペースはありません。
嫌な感じはするのですが、自分は見えない。逆に見えないというのが自分にとっては怖かったんですが、その直後それどころじゃなくなりました。
とりあえず、目の前で動きました。誰も手を触れていないのに、お茶菓子の入った蒸篭みたいなやつが。
自分の目前で、すっと横にスライド移動・・・。
当然、その部屋からは逃げ出しました。
幸い、この後この部屋で妙なことが起きるようなことはありませんでした。
ただ、このあと幾度かの怪奇現象の体験を経験して気づいたのですが、
大抵、何か起こるときは自分がタロットカードを使った後でした。
山に呼ばれているといった知り合い曰く、俺は呼び寄せる性質だとか・・・・・・(汗)
真偽のほどを確かめることはできませんが、今では夜に占うようなことはほとんどやってません。
一番洒落にならなかったのは夢占いをしようとした時なのですが、この話は次回にでも・・・。